売主様が既に鹿児島県に移り住んでいた為、３年程空家になっていた戸建の売却相談を受けました。
大型の台風が続々と千葉県全域を襲っていた時期で、屋根瓦の一部が落ちてしまったのを近隣住民から連絡を受けたのがきっかけでした。
売主様が遠方にお住いの為、鍵を弊社に送って頂き、単独での現地調査になりました。
八街市役所を中心にライフライン等の調査を行いましたが、土地自体は気になる問題はありませんでした。
また売主様が心配していた屋根瓦の損傷は小修繕で対応可能でしたので、 中古戸建での売却、買主様から希望があれば更地にしての売却、と２通りの販売方法をご提案しようと思いました。
現地調査報告書・売却の査定書を作成、さらに解体業者からの解体見積、室内残置物の撤去費用見積を同封し売主様にご郵送しました。
物件自体の売却金額がそんなに期待出来る金額ではなく、解体費用もそれなりに高額でした。
その為、売主様と相談し、室内残置物の撤去を前提に中古戸建での売却を行うこととなりました。
最終的には八街市に隣接する市の投資家の方から、賃貸戸建物件として購入希望を頂き、 売却開始から３ヶ月以内で中古戸建として売買契約・引渡まで無事終了することが出来ました。
結局解体工事は行いませんでしたが、解体業者の選定や残置物撤去業者の紹介、残置物撤去時の立会確認、 委任状を頂いての業務など多岐にわたるご相談に一つ一つしっかりと対応できたことが高評価に繋がったのではないかと思います。