千葉県にお住まいの方から資産整理の為、利用頻度の少なくなった中古別荘の売却相談をお受けしました。
約30年程前から1,150区画の温泉付き定住型住宅分譲地として売出が始まったエリアです。
敷地内の源泉から全戸に配湯される点をアピールした広告を長期間掲載するも、最寄りの駅から１０km以上離れており、生活するうえでマイカーが必需であることや、バブル崩壊後の地価下落による都心回帰や分譲マンションの大量供給などがら売れ行きが低迷し、現在も新規売出が継続されています。
市役所を中心にライフライン等の調査を行いました。
分譲当時にライフラインの整備は行われておりました。
分譲地内に長く売出されている土地が多数あり、土地更地売却では成約に至るまで苦戦することが予想されました。
現地調査の際に、ウッドデッキの腐食等が見られたものの、建物が比較的使える状態にあったため、最低限のリフォームと敷地内の雑草や庭木の草刈り・剪定作業を行った上での中古戸建としての売出を提案させて頂きました。
売却開始からすぐに、千葉県の法人様から福利厚生施設(保養所)としての購入依頼を受けました。
修繕や購入後の管理方法をどうするかの依頼などに対し、地元の良心的な業者様を紹介出来ました。
その甲斐あって、無事希望金額で、売買契約・引渡を完了することが出来ました。
売主様、買主様双方より高い評価を頂きました。